たくさんの絵本が、園やご家庭で利用されています 

  本園の子どもたちは、週に一度えほんの部屋で絵本を借り、お家に持ち帰って楽しんでいます。「毎日読んでもらった!」「家でこの絵本に出ているおやつを作ったよ!」などと、絵本を返す時に教えてくれる子もたくさんいます。
   この他にも、えほんの部屋の絵本は様々なところで利用されています。クラスでは、子どもたちが興味を持った絵本にすぐに手が届くように、季節や行事に合わせた絵本コーナーを設けています。1学期は、ダンゴムシやカタツムリ、カナヘビなどクラスで飼っている生き物のコーナーが各クラスに設けられ、子どもたちは「飼育ケースに何を入れればよいか」「餌は何を準備すればよいか」などを、絵本を見たり友だちと相談しながら試行錯誤していました。また、避難訓練の後には火事や地震に関係した絵本、七夕の飾り作りの前には七夕のお話など、保育者が活動に関係した絵本を読み聞かせすることで、自分たちが体験したことを確認したり、行事への関心を高めたりしています。
  たくさんの絵本が、ご家庭でも園でも、子どもたちの楽しい時間につながり、豊かな感性や創造していく力を育むために役立っていると感じています。